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気が付くと足元には崖が、目の前には荒れた海原が広がっていた。
強い風が、長い髪と長いスカートを舞い上がらせる。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
ただ目の前の光景を、死んだようなで見つめる。
が、ふと、そのガラス球が生き返った。

『あぁ、私はまだ死ねないの』


気が付くと水の、いや海の中にいた。
キラキラとした太陽の光が辛うじて確認できるほどの深い位置。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
髪や服が体にまとわりつくことも気付いていないかのよう。
が、ふと、そのガラス球に光が差した。

『私はまだ、生きてるのね』


気が付くと手に血のりのついたナイフを持っていた。
そして、それ以上に赤い自分の手と、足元の赤い床、まるで赤い海のよう。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
その瞳だけは赤を受け入れていなかった。
が、ふと、そのガラス球に色が付いた。

『また、この夢なの……?』


三人の少女のお話。
これは夢? 幻覚? 妄想?
行き着く先は、まだ誰も知らない。
Spiritual


==========
ずーっと頭の中にあった話をババッとあげてみました。
漠然としすぎているので、すっごく纏まりがありません;
いちお、ダークじゃなく友情でもありかなーとか。

今んとこの案としては、
・多重人格者設定。
 上の二人は最後の子の副人格。
 主な舞台は彼女の夢(精神)の中。
・三人はまったくの他人。
 ただ精神の構成(?)がすごくよく似ている。
 舞台はそれぞれの夢と街。
・ある研究対象者たち。
 問答無用で施設へ集められた。
 舞台は夢と研究施設。
こんな感じですかね。
ホントは、それぞれ別の話にする予定だったけど、
こういうのも良いかなって^^
企画化はしずらいでしょうねー。。。

雨宮
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