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「えっと、男は…俺……一人!?」

父親が急な転勤という転校で、俺が向かったのは山奥の田舎町
母さんは小さい頃病気で死んじゃったから、唯一の家族だっつって俺を放さない親父
見渡しても山、川、家、田んぼ…!
コンビ二は11時に閉店、バスなんか1時間に1本しか無い、むろん電車も無い

何より無いのは、男 子 生 徒

「男…!?何で教室に男がいるのよー!?」
男は獣扱い、凄い潔癖症のめがね委員長

「君東京から来たんでしょ?いーなートウキョウ!」
ミーハーでとにかく煩い前の席の女、というかしつこい

「…こっち見るな、チビ」
隣の席の背の高い女は、やたらガン飛ばしてくるし

「何かあったら何でも言ってね、えと、うん!」
頼れというが、どうもどんくさそうな後ろの女

「この街は女の子が多くて…男の子は何故か市外の学校に行くんだよね~」
いつもミニスカで出勤してくる姉御肌の担任

「へー、男の子かぁ…こりゃ協力なライバル出現だな」
男前だからって女子生徒に手出ししてやがる、隣のクラスの担任

「男子だって男子!」
「もうこの学校じゃ天然記念物だね!」
「でも好みじゃないなぁ、残念」
「ね、先生とどっちがいい?」
「ちょ、どこどこ?男!?」

とにかく女だらけ、女 だ ら け … !

「お、俺も市外の高校に行かせてくれ!というか東京に帰らせて!」
「いい機会だからお前はここで女運をあげろ、ちなみに父さんは暫く仕事で会社に泊まりこむ」
「何でさ親父!?」
「いいじゃないか、ハーレムじゃないか!」
「あんなハーレムお断りだー!」


『少年よ、大志を抱け!』


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暗いかアホくさいか、どちらかの両極端しか生まれない沖本です(笑)
女子だらけで賑やかで煩い物語です
意味不明な会話バンバン飛ばしたいですね~♪
つい「少年よ、タイツをはけ!」と言いたくなります(笑)

沖本ヒロ
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「貴方は、優しい子ね」

そう言ってほほ笑む母の顔が、今でも忘れられない。

「別に、優しくなんてない。母さんは優しいからそう思うんだ」

「ふふふ。本当に優しい子は、自分のことをそうやって言うのよ?」

母の微笑みはどこまでも優しくて、好きだった。

「他人を優しいと思えるというのは、優しい人だっていう証拠なの」

おちゃめに言葉を紡ぐ、その声が好きだった。

「それは……自分を優しいと言っているようにも聞こえる」

「あら。言うようになったわね」

優しい微笑みと、おちゃめな声と、頭を撫でてくれる手が、
大好きだった。

そんな母は、私を残して、遠くへ逝ってしまった。
一年前の話だ。

優しい子




==========
どうも、雨宮です。
学園ものをお届けします。
これだけ見ると「何処が学園もの?」って感じですが、
学園で繰り広げられる物語な予定です。
もしかしたら、『母さん』でなく『ママ』として、
前にネタ上げしたsinkに取り入れれるかも。

それにしても、雨宮の記すネタは、プロローグ系ばっかりですね。
なんというか、ネタっぽくないしね。
でも、重要なのはここからどう興していくか、ですね。

雨宮 奈依

「ちょっと、期待してた」

放課後、教科担任からの伝言を伝えるために彼女を呼び止めた。
伝え終わって、さぁ帰ろう、と動かしたはずの足が、

「へ?」

間抜けな声とともに止まった。
振り返ったときには彼女は顔を逸らし、窓の外を見つめていた。
視線の先にはきっと、運動部の生徒たちがいるんだろう。
しばらくしてから、ふと彼女はこちらを向き直った。
逆光で表情は読めなかったが、淡い笑みを浮かべていたと思う。

「あなたが私のこと、好きになってくれたんじゃないかって」

もしくは泣きそうだったのかもしれない。
でも、そのとき俺はそんなこと気にしてなかった。

だって俺と彼女はこれが初めての会話のはずで、
彼女のことなんてよく知らなくて、
「期待」させるような出来事なんてなかったわけで、
「好きになる」以前の話なわけで、
何でそんな話題が出たのかすら分からない俺には、
彼女がどんな想いだったかなんて、知る由がなかったんだ。

twins


==========
こんだけじゃ、まったく分からないですよね~。
私も分かりませ~ん(苦笑)
ただ、女の子の台詞をメモしておきたかった。
たーぶーん、学園モノより。
仮タイトルの『twins』は文字通り「双子」って意味。
なんとなく……分かっちゃう人は分かっちゃいますよね。
いや~、二重人格設定や記憶喪失設定で迷いましたw
この台詞を言わせたいがために、このネタも企画化できたら嬉しいですね~w

あまみや

「あの、バイト募集の張り紙みて来たんですけど…」

高額の時給に目がくらんだ私をまっていたのは

変態探偵と耳の生えた妖怪だった


『Ready Go!』


「これは私の趣味だ、とやかく言われる筋合いは無いっ!」
コスプレ好きな自称名探偵

「僕ネコマタなんです…あ、信じてませんねその目!?」
ネコ耳と尻尾の生えた少年

「いくら時給がよくても、あ、ありえませんー!」
振り回されっぱなしの、バイト女子高生

まいこんでくる依頼は妖怪絡みの可笑しなものばかり

そんな中、主人公の高校から鬼退治の依頼が来た

「うちバイト禁止なんですー!絶対行けません!」

「じゃあこのメイド服着て変装しよう!」

「思いっきり似合いませんけどね」

「私は鬼ではありません…角?ははは、幻覚でしょう」


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沖本です、毎度キャラが濃くってすいません(笑)
主人公は女子高生にしてみましたが、男子高校生でもいいですね
探偵さんは男設定、ネコマタは性別どっちでもいいかな…ニッコリ笑顔でキツイ毒吐く感じの子で
鬼も変人ですよきっと(笑)

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