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「ここは君が望んだ世界だよ」

「望んだ…?」

「望んだだろう?何もかも無くなってしまえばいいって」

セーラー服の裾を黒く染めた彼女の前に、細い刀を持った青年が立っていた

周りはひたすらに、廃墟と砂

乾いた風が駆け抜けると、彼と刀はとても美しく見えた

「お前のせいだ…お前のせいで僕は…!」

「ねぇ、どうして自分が正しいなんて思うの?」

「ここから脱出しましょう、方法はあるはずです」

「残念だけど…もう、元には戻らないかも」

「俺は誰ともつるまない、誰も信じない」

「ぼ、僕、皆さんに隠してた事があるんですっ…」

「生き抜いてみせろよ…この世界を」
彼は刀を手にしたまま、確かに笑ったような気がした

「私、こんな事望んでなんかいない!」
焼けた毛先の痛みを感じた、頬の涙が枯れた

廃墟の街並みはただ、彼と私を赤く染めた


『灼熱の箱庭』


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…また暗いYO!何じゃこりゃorz
サバイバルの末にバットエンドとかで

沖本ヒロ
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ひらりひらりと、軽やかに

私の目の前を踊り飛ぶ1羽の蝶

「ようこそ楽園へ―…君はここで、何の永遠を願いますか?」

「永遠?」

「ここには過去も未来もない、あるのは永遠だけ」

羽を与えられた人は、花から花へと飛び回り

ただ笑っていた

「永遠…永遠なんてものはないのに」

昨日がないから、明日は来ない

明日がなければ、生きる意味なんてあるのでしょうか

私はその楽園を壊す事にした

たとえそれで君が泣こうとも


『蝶の楽園』


「どうして壊すの?楽園を」
ただ柔らかに笑う少女、私は遠い昔に彼女を見たことがある

「明日を求めないなんて、そんな永遠なんて生きる意味はない」
私は小さなナイフを手に、その少女に向かい合った

「…ねぇ、未来なんていらないでしょう?そうして蝶は永遠を生きるの」
そして君は泣いていた

君の涙すら、握り潰してやる

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暗いお話が浮かびました、とりあえず思いつつままに殴り書きです
何でしょう、何でこないだから暗い流ればかり浮かぶのでしょう…自分の脳内どうなってんだ(笑)

蝶に誘われて楽園に足を踏み入れた少女は、明日を求めずに永遠を望んで生きる人々に出会う
明日がいらないという彼らに疑問を抱いた彼女は手にしていた小さな小さなナイフで、楽園を壊す事にします
笑っている少女はきっと幼かった自分自身、泣いている「君」は弱い自分自身
うーん…暗い流れとオチしか思い浮かばない

ストーリーをつくったボイスドラマではなく、詩のような、朗読のような作品にしたいなと
必要な声は、主人公の少女・蝶・笑う少女・君、あとは楽園の人々その他大勢?

沖本ヒロ

満月の夜、彼らは目を覚ます

「これはずっとずっと決まってた事なんだ」
私はその穴に落ちてゆく、定めは変えられない

「君の事は忘れませんよ」
決して忘れはしない、忘れさせない

「あいつを許さない、あなたを救ってみせる!」
大切な友達だもの、奪わせたりなんかさせない

「何なんだ、お前ら…お前ら狂ってるよ…!」
目に見えないものなんか、俺は信じない


闇の向こうに沈む影

消せないその背中

光があって影が生まれるなんて、嘘だろう?

光 な ん て こ こ に は 無 い

さぁ、目を覚ませ

『BlacK WorlD』

そして、世界の全ては黒に染まる―…


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久しぶりにネタ落としに参上致しました、沖本ヒロです
暗い重たい物語が生まれそうで生まれない…もう一息で何かが出てくるような…!そんなもじもじした状態です(笑)

沖本ヒロ

「必ず遺品を見つけるよ」

僕は決意して、この世界を歩く事に決めた

君のいないこの世界を、破れた地図を手にして

だが

運命は以外な方向へと周り始めた

死んだはずの君が、あの時のままの姿で現れた


『from the way』


「それじゃ、彼女はただの操り人形じゃないか!」
僕はそんな生き方、絶対に認められない

「命を救う事に、違いはないだろう?」
生きながらえる事を望むのが、人であろう

「もう諦めろ、俺達にはどうしようもないんだ」
お前もあいつもよく知ってる、だから俺には解る

「私は生かされてここにいるの、それでいいの」
望んだかどうかなんて、もう覚えていない


大切な君を失ったとしても、君がくれたものまでは決して失ったりしない

それは君が教えてくれたんだ

そうだろう?


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どもども、沖本です
台詞がいくつかポチポチ浮かんで、そこから話を人物を作ってゆきました
シリアスで寂しい話が綴りたくて思いつきました
死んだ幼馴染か妹が、体の半分以上が機械にされて生きていたという感じのストーリーで妄想しています

気が付くと足元には崖が、目の前には荒れた海原が広がっていた。
強い風が、長い髪と長いスカートを舞い上がらせる。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
ただ目の前の光景を、死んだようなで見つめる。
が、ふと、そのガラス球が生き返った。

『あぁ、私はまだ死ねないの』


気が付くと水の、いや海の中にいた。
キラキラとした太陽の光が辛うじて確認できるほどの深い位置。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
髪や服が体にまとわりつくことも気付いていないかのよう。
が、ふと、そのガラス球に光が差した。

『私はまだ、生きてるのね』


気が付くと手に血のりのついたナイフを持っていた。
そして、それ以上に赤い自分の手と、足元の赤い床、まるで赤い海のよう。
暗いくらーい瞳はガラス球のように何も写してはいない。
その瞳だけは赤を受け入れていなかった。
が、ふと、そのガラス球に色が付いた。

『また、この夢なの……?』


三人の少女のお話。
これは夢? 幻覚? 妄想?
行き着く先は、まだ誰も知らない。
Spiritual


==========
ずーっと頭の中にあった話をババッとあげてみました。
漠然としすぎているので、すっごく纏まりがありません;
いちお、ダークじゃなく友情でもありかなーとか。

今んとこの案としては、
・多重人格者設定。
 上の二人は最後の子の副人格。
 主な舞台は彼女の夢(精神)の中。
・三人はまったくの他人。
 ただ精神の構成(?)がすごくよく似ている。
 舞台はそれぞれの夢と街。
・ある研究対象者たち。
 問答無用で施設へ集められた。
 舞台は夢と研究施設。
こんな感じですかね。
ホントは、それぞれ別の話にする予定だったけど、
こういうのも良いかなって^^
企画化はしずらいでしょうねー。。。

雨宮

「何も知らないくせに、知ったような口を聞かないでよ!」

ヒステリックに叫ぶ女の声が、倉庫に響き渡った。

「じゃあ、お前は何を知っているって言うんだ?」

曇った瞳をした男が、冷めた口調で問う。

「っ! そ、れは……。」

興奮冷めやらぬまま、女は狼狽した。

私は知っている。
知っている気でいた。
実際のところ、何も知らない。

「ほら、何も知らないだろう? お前は。」

俺は知らない。
何も知りたくなかった。
でも、知らざるを得なかった。

『Do you knows...?』
アナタは、知っていますか?
冷たい空気、縋るような目、そしてあの感触を―――。


男の搾り出すような声が、女にはひどく印象的で……。


==========
きっとダーク系。
タイトル後の2文から考えるなら、ダーク系。
でも友情とか恋愛でもいけないくもない?

『倉庫』ってあたりがポイントですねw ←
今のところは、なんかの特殊組織みたいなのを想像してます。
そうなると世界観的には近未来になるのでしょうか。。。

企画化が難しそうなネタだなー・・・(苦笑

雨宮

永遠の命、これは私の罰

でも私は

自分の犯した”罪”を知らない―…

「私は、消える事の許されない魂なのです」
記憶を失った少女

「僕は君に命を救われた
だから今度は、僕が君を救う」
少女を救いたい少年

「俺が忘れるわけないだろう?その名前を…!」
過去を隠した青年

「アンタ本当に何も知らないの?きゃははっ、バッカみたい!
…イライラするのよ、アンタ見てると!」
自らを天使と名乗る少女

「罪を犯した者は裁かれねばならん、例外など無い」
自らを神と名乗る女性

少年と少女は、真実を見る為神の国へと向かう


「私は、私は一体何をしたというの…!?」


「悲劇だとしても、僕は…
君と出逢った事を後悔したりしない」


『パンドラボックス』


そして運命は、結末へと向かう―…



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今晩は、沖本です!最近思いついたネタを書き留めさせて頂きます♪
シリアスでバッドエンドなお話にしたいな、と思いまして
カテゴリーが「西洋風」でよかったのか大変不安ですが(笑)これは「ファンタジー」でしょうか?;
とりあえず大まかな流れを作ってからですね、CM無しのプロローグと本編3本か前後編か、位で展開したいです
沖本が好んで作る世界観は「ギャグ」と「シリアス」でしょうか…
「ほのぼの」も好きですが、脳内が両極端な為上記の2つが生まれ易いです(笑)

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